歯牙欠損進行症
皆様は歯牙欠損進行症というのをご存じでしょうか?
歯を失うと、そこからドミノ倒し的に歯が抜けていく現象を言います。
昔は歯が抜け始めるのが30代中盤からだったのが、今では40代中盤から50代にかけて抜け始める方が多いようです。そこは皆さんがしっかり定期健診に通われている成果だと考えます。
しかし、抜け始めのスタートは違っても歯を失っていくスピードはここ50年不変というのがわかっております。

そして同じく、50年変わっていないものが保険診療です。(多少の材料の変化はありますが基本は変わっておりません)
つまり、抜けた部分を保険診療内で補っていくと、次から次へと歯が抜けていくことが示唆されています。

グラフは10年間でどれだけ歯が抜けていくかを示したものになります。(インプラント~プラスチック義歯においては、その治療をすることで他の歯がダメになってしまい、抜歯になってしまったことを表しています。)
健全歯とインプラントはほぼ変わりありません。金属床義歯(保険外義歯)も健全歯と比べると2倍程差がありますね。
ブリッジとプラスチック義歯に関しては5~6倍程に跳ね上がります。
ブリッジや入れ歯は他の歯を土台にして支えてもらっています。
となると、その歯に対してかなりの負担がかかってしまうのです。
歯磨きもしにくい形態となることが多いので、汚れもたまりやすくなります。
かみ合わせの負担、虫歯や歯周病になりやすい環境が歯を失っていく原因と言えます。
日本人は、親知らずを除いて28本の歯で物を噛んでいます。
1本1本に役割があるのです。
それが1本でも抜けると、他の歯がその役割を兼任しないといけなくなります。
そうなると疲弊するのは当たり前ですよね。
人間だって同じです。
会社で誰かが居なくなったらその人の分まで仕事をしないといけなくなりますよね。
なので求人を出すことにしたとして、
・新しく採用する人が1人で仕事をこなすことができる(インプラント)辞めるリスクも低い。
・1人ではなにもできないから常に2人以上つきっきりで、自分の仕事以外のこともしなければならない(ブリッジ、入れ歯)将来的に3人以上辞めるリスクがある。
採用コストは違いますが、あなたが人事ならどちらを雇いたいと思うでしょうか?
私なら確実に前者を選びます。
そう考えるとお口の中もひとつの会社みたいなものですね。
これから人生100年時代に突入すると言われております。
一緒に100年潰れない会社を目指していきませんか?
長文になりましたが今回はここまでとさせていただきます!
ご精読ありがとうございました!