浦安駅から徒歩2分の浦安リヴェラ歯科

〒279-0004 千葉県浦安市猫実4-19-20 Alivio TK 1F

Tel.047-303-3128

9:00-13:00 / 14:00-18:00(水日定休)

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構造化

根管治療

根管治療について

根管治療の必要性

虫歯が深く進行し、神経まで達してしまった場合や、過去に治療した根の中で細菌が繁殖してしまった場合、ズキズキと痛い、モノを噛むときに痛い、歯茎を押すと痛いなどといった症状がでてきます。

そのような症状の場合、根管治療が必要になる場合があります。

歯を残すための根管治療の重要性

歯を残す(抜歯を回避する)という目的において、根管治療はすべての治療の文字通り「土台」となる、最も重要なステップです。建築に例えるなら、どんなに外観が美しく立派な家を建てても、基礎となる地盤や柱がシロアリに侵食されてグラグラなら、いつか家全体が崩壊してしまいます。

歯科治療における根管治療は、まさにその「基礎工事」にあたります。

歯の神経がない状態でも
痛みを感じる理由

根管治療の際、複雑な管の中にわずかでも細菌が残っていたり、治療後に被せ物の隙間から新たな細菌が侵入したりすると、根の先端(根尖)で爆発的に増殖します。逃げ場を失った細菌や膿が根の先から溢れ出ると、ダイレクトに歯根膜(歯と骨の間に存在するクッションの役割を果たす膜)や周囲の骨を刺激し、激しい痛みや「噛むと痛い」という症状を引き起こします。

抜歯をおすすめするケース

  • 診断の段階で歯に垂直性の破折を認める場合
  • 重度の歯周病により歯がグラついている場合
  • 虫歯が大きく、歯茎や骨のラインよりも下の方まで進行している場合

抜歯しなければならないケース

  • 歯の根っこが破折している
  • 重度の歯周病で歯がグラついている
  • 虫歯が歯茎や骨のラインよりも下まで進行している

根管治療の処置中の
痛みを感じにくくする処置・配慮

神経が生きている場合でも神経が死んでしまっている場合でも、それぞれ痛みを感じることがあります。そのため少しでも痛みを感じるようであれば麻酔を行います。

その際表面麻酔を使い、なるべく針の挿入時の痛みを軽減させます。

根管治療の治療期間と通院

歯の種類、根の形、感染具合によって治療期間は異なりますが、保険診療の場合1~10回、保険外診療の場合は1~3回で終了します。根管治療は終了してから回復するまでに数か月から数年かかることもあるため、定期的に治り具合を確認する必要があります。

また新たな細菌の侵入を防ぐために口腔ケアも必要です。

根管治療の診断・治療内容

根管治療は保険適応の場合、保険で定められた器具や薬剤を使用しなければなりません。
そのため治療内容に関しては全国どこでも同じような治療になります。しかし保険適応外の場合は様々な器具や薬剤を使用して徹底的に細菌除去を行うため、歯科医院によっては差がでると考えます。

根管はとても複雑な形態をしているため、適切な診断能力、それぞれの根管にアプローチする道具や薬剤の選定、また根管治療で治らなかった場合の次の一手をどうするかなどを考えなければなりません。

どんなスーパードクターでも成功率100%にならないとても難しい治療のひとつなので、しっかりと研鑽を積んだ歯科医院を受診すると良いでしょう。

歯の神経が残っている場合の治療方法

局所麻酔

神経が生きていて炎症を起こしているため、まずはしっかりと麻酔を効かせます。痛みを完全にブロックした状態を確認してから治療をスタートします。

隔壁の作成&ラバーダム防湿

隔壁(かくへき)の作成&ラバーダム防湿治療中に唾液(細菌の塊)が根管内に絶対に入らないよう、歯の周りにゴムのシート(ラバーダム)を装着します。虫歯で歯が大きく欠けている場合は、事前にプラスチックで壁(隔壁)を作ってからシートをかけ、無菌的な環境を強固にします。

※当院では保険外診療のみラバーダムを使用します。

髄腔の開放&神経の除去

髄腔(ずいくう)の開放と神経の除去歯の頭の部分を削り、神経が入っている部屋(髄腔)にアクセスします。細い器具(ファイル)を使って、根の先までのびる神経を丁寧に取り除きます。

根管の拡大と化学的洗浄神経

根管の拡大と化学的洗浄神経を取った後の細い管を、ニッケルチタンファイルなどの柔軟な器具で少しずつ太く整え、お薬が行き渡りやすい形にします。その後、EDTAや次亜塩素酸ナトリウムといった強力な洗浄液を使い、管の壁にこびりついた微細な組織片や削りカス(スミヤー層)を化学的に溶かして洗い流します。

根管充填(こんかんじゅうてん)

管の中が完全に綺麗になり、出血や痛みが治まったら、内部を完全に乾燥させます。

その後、ガッタパーチャ(天然ゴム由来の材料)やバイオセラミックセメント(MTAなど)を隙間なくピッチリと詰め込んで、将来細菌が繁殖するスペースをゼロにします。

歯の神経が残っていない
場合の治療方法

被せ物・土台

被せ物・土台(コア)の除去現在入っているクラウン(被せ物)を削って外し、さらに根の深くまで入っている金属やプラスチックの「土台(コア)」を慎重に削り取ります。

古い充填剤の除去&ラバーダム防湿

古い充填剤の除去&ラバーダム防湿過去に詰められた古い防腐剤(ガッタパーチャなど)を、専用の器具や溶液で溶かしながらすべて掻き出します。この段階で必ずラバーダム防湿を行い、治療中に新たな唾液中の細菌が侵入するのを完全にブロックします。

※当院では保険外診療のみラバーダムを使用します。

機械的・化学的クリーニング

機械的・化学的クリーニング(感染歯質の除去)根管の壁に染み付いた細菌の塊(バイオフィルム)や、汚染された硬い組織(感染歯質)をファイルで削り落とします。その後、EDTAや次亜塩素酸ナトリウムという薬液を満たし、超音波の振動を与えて、器具が届かない微細な隙間の汚れまで化学的に徹底洗浄します。

根管内貼薬と仮封:お薬の浸透を待つ

管の中が綺麗になったら、強力な殺菌効果と組織の治癒を促す効果がある「水酸化カルシウム」などのお薬を根の中に満たし、外から細菌が入らないよう強固なセメントで仮蓋(仮封)をします。この状態で1〜2週間おき、お薬の力で根の先の細菌を死滅させます。

根管充填(こんかんじゅうてん)

根の先からの浸出液(膿や血)が完全に止まり、打診痛(叩いたときの痛み)などの症状が消失したことを確認できたら、内部を乾燥させ、MTAセメントやガッタパーチャ等の材料で根管を隙間なく緊密に封鎖します。

マイクロスコープを用いた根管治療について

マイクロスコープとは

マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)とは、治療を行う部位を肉眼の約3倍から20倍以上まで拡大して見ることができる、歯科用に特化した巨大な顕微鏡のことです。これまでの歯科治療は、暗くて狭いお口の中を、歯科医師が肉眼(または数倍の拡大鏡)で見ながら、経験と勘を頼りに手探りで行うのが一般的でした。しかし、マイクロスコープの登場によって、治療のスタイルは「勘に頼る治療」から「目視して行う精密な治療」へと劇的に進化しました。

根管治療にマイクロスコープを
使用した場合のメリット

根管治療においてマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用するメリットは、一言で言えば「肉眼では絶対に見えないトラブルの原因を“目視”しながら治療できるため、抜歯を回避し、歯を残せる確率(成功率)が飛躍的に高まること」にあります。

細部を数十倍に拡大し、強力な光で根の奥深くを照らすことで、臨床現場では以下のような極めて大きなメリットが生まれます。

「隠れた根管(神経の管)」の
見落としを防ぐ

歯の根の管は、教科書通りに1本や2本と決まっているわけではなく、網の目のように複雑に枝分かれしています。特に上の奥歯などにある「MB2」と呼ばれる4本目の隠れた根管は、肉眼ではほとんど見つけることができません。マイクロスコープがあれば、この隠れた感染ルートを確実に見つけ出して洗浄できるため、原因不明の痛みや再発を劇的に減らすことができます。

過去の治療で詰まった「古い防腐剤」を除去できる

再治療(感染根管治療)の場合、根の奥にガッタパーチャなどの古いお薬がこびりついて残っていることが多々あります。これが残っていると、その奥にいる細菌を退治できません。顕微鏡下であれば、古いお薬がどこに残っているかを直接確認しながら、器具でピンポイントに掻き出すことが可能になります。

健康な歯を削りすぎず、歯の寿命を
延ばせる

肉眼での手探りの治療では、汚れを探すためにどうしても「勘」で余計に歯を削ってしまいがちです。歯は削れば削るほど薄くなり、枯れ木のように脆くなって将来的に割れて(破折して)しまいます。マイクロスコープを使用すれば、「感染している汚れた部分だけ」を的確に削り取ることができるため、歯の厚み(強度)を最大限に残せます。

治らない原因である「微細なひび
(破折)」を早期発見できる

「何度根管治療をしても痛みが引かない」という場合、歯の根っこに肉眼では見えないほどの薄いひび(マイクロクラック)が入っていることがあります。これを早い段階で見つけることで、治る見込みのない無駄な治療を長々と続ける肉体的・時間的負担をなくし、適切な次のアプローチへと迅速に進むことができます。

治療のやり直し(再発ループ)を
断ち切れる

日本の一般的な保険診療における根管治療の再発率は50%以上とも言われていますが、マイクロスコープを用いた精密根管治療では、成功率を90%近くにまで引き上げることが可能です。一発で確実に仕留めることで、将来的に何度も再治療を繰り返して最終的に抜歯になってしまうという最悪のシナリオを防ぎます。

最新医療機器・設備(CTや顕微鏡など)を使用した、精密検査

歯科医療、特に「歯を残せるかどうかの瀬戸際」である根管治療において、歯科用CTやマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)をはじめとする最新医療機器を用いた精密検査は、治療の成否を180度変えるほど重要です。

従来の根管治療が「経験と勘に頼る手探りの暗闇の治療」だったとすれば、最新設備を用いた精密検査は「暗闇に強力なスポットライトを当て、高精細なナビゲーションマップを手に入れる治療」と言えます。

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精密検査がもたらす価値具体的なメリット
①「原因不明」による再治療のループを断ち切る何度治療しても治らなかった歯の「見落とされていた神経の管」や「微細なひび」を最初に見つけ出すことで、迷路のような再治療から脱出できます
②歯の寿命を縮めない(削る量を最小限に)どこに汚れがあるかが「目視」できるため、暗闇で探りを入れるように歯を大きく削り回る必要がなくなり、歯の本来の強度をキープできます。
③患者様の「時間」と「費用」の節約になる最初にゴール(正確な診断)が見えているため、長々と何ヶ月も通院を繰り返す必要がなくなり、最短ルートで確実な治療を完了できます。

診断されてしまい治療内容に
悩んでいる・困っている
患者さんへ

私たち歯科医師の使命は、あなたが一生涯自分の歯で安心して美味しい食事を楽しみ、笑顔で幸せに(口福に)暮らせるお手伝いをすることであり、熟考の末に納得して選んだ選択であれば、たとえ最終的に抜歯となったとしても、それはお口全体の健康とこれからの未来を守るための「前向きな一歩」になりますので、諦めずに納得がいくまでご自身の希望に向き合ってください。

これまで大切にしてきた歯を突然「抜歯」と告げられ、深いショックと不安のなかにいることとお察ししますが、決して一人で抱え込んで焦る必要はありません。ある医院での「抜歯」という診断は、あくまでその医院の設備や技術、治療時間の限界であるケースも多々あるため、歯科用CTやマイクロスコープなどの最新医療機器を備え、ラバーダム防湿を徹底している精密根管治療の専門医院へ「セカンドオピニオン」を求めることは、納得のいく未来を選ぶための大切な権利です。

ラバーダムを用いた
根管治療について

ラバーダムとは

ラバーダム(ラバーダム防湿)とは、根管治療(歯の神経の治療)を行う際に、治療する歯だけを露出させ、お口の残りの部分をゴムのシートで覆い隠す方法のことです。治療中の歯の周りに「手術用の清潔なテント(無菌室)」を張るようなもの、とイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。

ラバーダムの重要性について

唾液(細菌の塊)の進入を
100%シャットアウトする

お口の中の唾液には、1mlあたり約1億〜10億匹もの細菌が存在しています。根管治療の目的は「根の中を無菌にすること」ですが、ラバーダムをせずに治療すると、患者様が息をしたり、唾を飲み込んだりするたびに、無数の細菌がむき出しの根管内へと流れ込んでしまいます。ラバーダムで防波堤を作ることで、根管内への新たな細菌感染を完全に防ぎます。

強力な「殺菌薬液」から
粘膜を保護する

根管治療では、細菌を死滅させるために「次亜塩素酸ナトリウム」という、非常に殺菌力の強い(プールの消毒薬や漂白剤に近い)薬液を使用します。ラバーダムをしていれば、このお薬が口腔内の粘膜に触れたり、誤って喉に流れ込んだりして火傷や誤飲を起こすリスクをゼロにできます。そのため、歯科医師側も安全に、十分な濃度と量のお薬を使って徹底的に根の中を洗浄できるようになります。

器具の「誤飲・誤嚥(ごえん)」
を防ぐ

根管治療で使用する「ファイル」という器具は、マッチ棒よりも細く小さな針のようなものです。万が一、手元から滑って喉の奥に落としてしまった場合、飲み込んでしまったり(誤飲)、気管に入ってしまったり(誤嚥)する重篤な事故に繋がりかねません。ラバーダムのシートは、こうした万が一の器具の脱落から患者様の命を守る安全ネットになります。

「ラバーダムの有無」での成功率

歯科の先進国であるアメリカでは、根管治療時にラバーダムを使用することが法律レベルで義務付けられており、専門医の使用率はほぼ100%です。

根管治療の治療の流れ

診断と清掃

レントゲン写真やCTで根の状態を把握し、感染した神経や汚れを丁寧に取り除きます。

無菌化の徹底

複雑な根の内部を洗浄・消毒し、徹底的に細菌がいない状態を目指します。

封鎖

再感染を防ぐ為に、根の先まで精密に薬を詰め、密封します。

土台の構築

根が健康になったら、被せ物をいれるための土台を立て、歯を補強します。

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